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世界遺産 富士~北斎・広重・大観他~

世界遺産 富士~北斎・広重・大観他~
富士は古くから信仰の山とされ、その荘厳な姿が和歌や絵画の主題として盛んに取り上げられるなど、日本独特の芸術文化を育んできました。江戸時代には登山と信仰が一体となった富士講が流行し、
葛飾北斎の『冨嶽三十六景』に代表される浮世絵は、ゴッホら海外の芸術家にも多大な影響を及ぼしました。こうしたことから富士山は「信仰の対象と芸術の源泉」として、世界文化遺産に登録されています。
光ミュージアム開館15周年の特別展では、北斎、広重、大観ら当館所蔵作品の中に富士をお楽しみ、「世界遺産」としての富士山の価値を再認識することができる。

開催期間:平成26年2月27日(木)~6月3日(火)
開催場所:光ミュージアム

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城 つわものどもが夢の跡

城 つわものどもが夢の跡
城は戦国の世の攻防の舞台であるとともに、美しい建築物として多くの絵師、画家たちの心をとらえてきました。江戸時代には、戦国時代の出来事をそのまま描くことがはばかられたために、太平記の時代に仮託したり、武将の名前を変えたりして、合戦の様子が描かれました。また、各地の名所を構成する要素として城を描く絵師もいました。時を経て往時の様子を留めない城も多くなりましたが、城址に歴史のロマンを見出す画家もいます。また、甍と壁の織りなす複雑な建築に構成の美を見出し、日本的な油画のモティーフとして好んで取り上げた画家もいます。本展では近世、近代において浮世絵、日本画、洋画などに描かれた城をテーマとした作品を集め、展観いたします。

開催日:2014年2月11日(火)~3月27日(木)
開催場所:兵庫県姫路市 姫路市立美術館

アンディ・ウォーホル展:永遠の15分

アンディ・ウォーホル展
ポップ・アートの旗手、アンディ・ウォーホル(1928-1987年)は、米国に生まれ、消費社会と大衆文化の時代を背景に活躍した、20世紀後半を代表するアーティストです。デザイナー、画家、映画制作者、社交家と多様な顔をもち、ジャンルを超えたマルチクリエーターとして活躍しました。
日本初公開を含む絵画、プリント、素描、写真、映像などの作品約400点と、「タイム・カプセル」と称した箱に収められたウォーホルの私的所有品など約300点により、ウォーホルのキャリア初期から晩年までを包括的に紹介する。
また、「スターの肖像」シリーズなどウォーホルの名作が生まれ、当時のアンダーグラウンド・カルチャーの拠点でもあったニューヨークのスタジオ、中でも東47丁目231番地にあった内部が銀色のアルミフォイルで装飾された「シルバー・ファクトリー」をほぼ原寸大で再現。実験性とハプニングに満ちたウォーホルの「日常」を感じられる体験空間が登場する。

会  期: 2014年2月1日(土)~5月6日(火)
会  場: 森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)

2014近代貨幣でめぐる世界旅行

2014近代貨幣でめぐる世界旅行
私たちが何気なく使っているお札や硬貨。よくよく眺めてみると、実に多様なデザインが散りばめられていることに気付きます。歴史に名を残した偉人たち、世界に誇る風景や建造物など、いずれも「日本代表」と呼ぶに相応しい顔触れです。
 さらに世界の貨幣に目を向けてみると、それぞれの国と地域がプライドをかけて「代表選手」を選抜し、デザインに採用していることに気付かされます。例えば、スフィンクス(エジプト)、アンコール・ワット(カンボジア)といったユネスコ世界遺産や、ジョージ・ワシントン(アメリカ合衆国)、ガンジー(インド)などの歴史的人物は、出身国だけでなく世界中でその名が知られている存在です。
 本展では世界各地で近代以降に発行された貨幣のデザインに焦点を当て、その背景にある歴史と文化を紹介します。また、お金にまつわる豆知識を分かりやすく解説し、子どもたちにも関心を持ってもらえるように展示します。

開催日時 : 平成26年1月5日(日)~3月3日(月)
会場:天理参考館 3階 企画展示室1・2